【タワー館11階〈美術画廊〉】
9月10日(水) → 16日(火)
※最終日は午後4時で閉場。
このたび、あべのハルカス近鉄本店では『唐津焼 十四代 中里太郎右衛門展』を開催いたします。
初代中里又七より約430年の歴史を誇り、唐津藩の御用窯として栄えた名窯「御茶盌窯」。
現当主・十四代 中里太郎右衛門先生は、幼少より土に親しみ、祖父・無庵や父・逢庵の仕事と間近に接することで伝来の技術や精神を受け継いでこられました。
平成14年の襲名以来、「十四代の唐津焼」を世に問い続け、長い伝統を尊重しながらも新たな唐津焼の可能性に挑戦し高い評価を受けられています。
先生が焼きあげる土のあたたかみと味わい溢れる作品は、多くの人々を魅了してやみません。また作陶だけでなくやきものの地としての唐津の発展にも心を砕かれ、様々な活動を通じて地元に貢献されています。
本展では、伝統の朝鮮唐津や斑唐津、絵唐津をはじめ中里家伝来の叩き、掻落しのほか、十四代オリジナルの太郎右衛門掻落し、唐津三彩、墨雲など、格調高い作品の数々を一堂に展覧いたします。
この機会にぜひご高覧賜りますようご案内申しあげます。
【ギャラリートークのご案内】
9月13日(土)午後2時から
※都合により予定が変更となる場合がございます。