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関西プラッと便 女子旅~パワースポットと海の幸

関西プラッと便

2013年10月04日掲載

  鳥羽・志摩への旅

  お伊勢参りの後、鳥羽・志摩へ足を延ばしました。海から上る神秘的な朝日、可愛いラッコが名物の水族館、そして、旅の疲れを癒やす海鮮グルメの数々。伊勢路の旅を満喫しました。

地図

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■夫婦岩の神々しい朝日
  夜明け前に旅館の布団を抜け出して近くの海岸に出るとすでに数十人が日の出を待っていました。ここは三重県伊勢市の二見浦にある夫婦岩そばの海岸。多くの旅館が立ち並んでいます。小学生のころ、修学旅行で来た時と同じ雰囲気が残っています。カメラを構えていると、日の出を撮影する常連のアマチュアカメラマンの方が「今日はここで待つと、夫婦岩の間からお日様が出てくるよ」と親切に教えてくれました。天気がよければ、世界文化遺産に登録された霊峰・富士山も見えることがあるそうです。
  涼しい海風がほほをなで、しばらくして、東の方に真っ赤な太陽がゆっくりとのぼり始めました。海に反射した光が真っ赤なラインになります。
  カメラのシャッターを押すのを忘れて見とれていると、突然、柏手(かしわで)を打つ音が聞こえ、周囲を見渡すと、いつの間にか、日の出を見る人たちが100人以上に増え、お願いごとをしています。「あっ!お願いをしなければ」と手を合わせました。お願いしたことは内緒です。

■女性の願いを叶える石神さん
  この後、JR二見浦(ふたみがうら)から鳥羽に向かい、鳥羽のバスセンターからバスに乗ります。目的地は相差(おうさつ)にある「石神(いしがみ)さん」です。30分ほど過ぎたころに、「相差」に着きました。バス停には相差だけでなくわざわざ「石神さん前」と書かれています。どうやら、かなり有名な神様のようです。
  バス停から約500メートル。なだらかな坂道を上ったところに神明神社(しんめいじんじゃ)があり、「石神さん」は神社に祀られている神様の一柱。神社の由緒によると、神武天皇の母、「玉依姫命(たまよりひめのみこと)」を祭神としています。「相差の海女さんたちが古くから信仰し、海に潜る際の安全大漁を祈願してきたことから、女性の願いなら1つだけかなえてくれるんです」と地元の人に教えてもらいました。
  全国から参拝に来る人気の神様だそうです。お願い事を専用の紙に色鉛筆を使って大きなきれいな字で書きました。ついでに絵文字も。これだけ目立てば神様も願い事を早く叶えてくれるのではないでしょうか?楽しみです。
  ところで、相差には今も現役の海女さんがいて、海女小屋で海で獲れた貝などを食べながら彼女たちとお話しすることもできるそうです。

■洞窟から清水が湧き出す天の岩戸
  再びバスに乗り、鳥羽方面に戻る途中の松尾駅口で下車。そばの近鉄松尾駅から志摩磯部駅に向かいます。今度の目的地は「天の岩戸」です。天照大神が隠れたという岩戸は日本の各地に伝説として残っていますが、この岩戸から「日本名水百選」に選ばれた清水が湧き出て、多くの人たちでにぎわっているという話を聞いたので訪れてみることにしました。
  「天の岩戸」は駅から車で15分ほど離れたところにあります。バスの本数は少なく次のバスまで待ち時間が長く、急いでいたので駅前からタクシーに乗りました。駐車場で降りて数分ほどで目的地に。確かに洞窟からこんこんと清水が流れ出ています。手で水を受けるととても冷たく感じます。残念ながら「生水では飲まないように」との注意書きもあったので飲むことはできませんでしたが、多くの人がペットボトルに水を汲み入れていました。

■自然のクーラー、風穴
  さらに、そこから500メートル離れた場所に「風穴」があると聞いたので向かってみました。多少起伏のある山道を10分ほど歩きます。安全のために運動用の靴を履いた方がいいでしょう。
  汗をかきながらたどり着いた風穴。直径30センチほどの穴から噴き出す冷たい風が、一瞬にして汗を止め、全身を冷やしてくれました。あまりの気持ちの良さに感動。思わず「自然のクーラー」と叫んでしまいました。

■飼育種類数、日本一の鳥羽水族館
  この後、再び鳥羽に戻って、楽しみにしていた「鳥羽水族館」へ。飼育種類数は日本一だそうです。ちょうど「アシカショー」が始まる時で、愛らしいアシカのジャンプやボールを使った演技に拍手。続いて館内で飼育されているラッコやジュゴン、珍しい魚を観て楽しみます。魚をさわるコーナーもあって、親子で水に手を入れ楽しそうな声を上げています。

■穫れ立ての魚を地ビールで
  もうそろそろ夕刻です。お腹も空いてきたので、鳥羽駅構内の観光案内所でもらったグルメマップを持って駅周辺をぶらついていると、貝を焼く良いにおいに、「もうガマンできない」。気がつけば店に飛び込んで、地ビール、地酒に地元で獲れた魚、貝にはしをつけていました。「昨日、今日と神様にお願いして、きっといいことがあるでしょう」。おいしい伊勢路の幸に会えたのも、御利益でしょうか。

【石神さんへの行き方】
鳥羽バスセンターから「かもめバス」の国崎行きに乗って相差(石神さん前)で下車。片道600円。時刻表は以下のURLをクリックしてください。住所は鳥羽市相差町1385。
https://www.city.toba.mie.jp/teikisen-kanri/basu/rosen/documents/25-5.pdf


【海女小屋体験】
海女さんが体を休める海女小屋「かまど」で現役海女さんの話を聞きながら食事ができます。ティータイム(1時間=2000円)は午前10時と午後3時の2回。4人以上から。ランチタイム(1時間=3500円)も4人から(2、3人の場合、ご相談)。2日前の予約が必要で、問い合わせは相差観光協会(0599・33・6411)


【天の岩戸】
天の岩戸は志摩市磯部町恵利原にあります。近鉄志摩磯部駅から伊勢方面行きバスで10分ほどの天の岩戸口で下車し、さらに徒歩20分。JR伊勢市駅・近鉄宇治山田駅からも宿浦・御座港行きバスで約25分。天の岩戸口で下ります。タクシーで、スムーズに走って片道2000円から2500円。天の岩戸では携帯電話が通じないので、交渉のうえ帰りの時間を予約した方がベターです。
※志摩磯部駅前時刻表http://www.sanco.co.jp/bus_stop/isobe_20130401.pdf
※伊勢市駅前時刻表http://www.sanco.co.jp/bus_stop/iseshi_sta20130720.pdf


【鳥羽水族館】
鳥羽水族館(鳥羽市鳥羽3‐3‐6)は子どもたちに人気のあるイルカやアシカ、ラッコなどをはじめ、人魚伝説のモデルとも言われるジュゴンや巨大なアフリカマナティーを飼育していることで世界的に知られています。またサンゴ礁や世界の川などの環境をそのまま、再現した巨大な環境水槽には魚、クラゲ、カエル、水生昆虫などが生息。館内には約1200種30000点もの多種多様な生きものたちが暮らしています。
年中無休で入館時間は▼3月21日~10月31日/9:00~17:00 (但し、7月20日~8月31日は8:30~17:30)▼11月1日~3月20日/9:00~16:30(入館は、閉館時間の1時間前まで)
料金は大人 2,400円、小・中学生 1,200円 、幼児(3歳以上) 600円


【志摩スペイン村】 
志摩市磯部町にあるテーマパークで、中核施設の「パルケエスパーニャ」は「スペイン風の公園」という意味です。絶叫系など多数のアトラクション施設、レストラン、ショップがあります。また、パレードやミュージカルショーなどのエンターテインメントも行われ、子どもから大人まで、スペインの魅力を楽しめます。
交通アクセスは、電車の場合、近鉄鵜方駅で下車し、直通バスでスペイン村へ。パスポート(1日の入場料)は大人(18~59歳)4800円、シニア(60歳以上)2800円、中高生3800円、4歳以上の幼児、小学生3200円。このほか、年間パスポートなどさまざまな券種あり。
詳しくはhttp://www.parque-net.com/


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