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関西プラッと便 ラグビートップリーグ開幕 -日本一めざす近鉄ライナーズ花園で熱戦-

関西プラッと便

2013年09月24日掲載

  男たちが激しくぶつかって楕円のボールを奪い合い、相手インゴールの地面につけて得点(トライ)するラグビーフットボール。その全国の社会人チームの強豪が一堂に会し、高レベルな試合を展開する2013年度ジャパンラグビートップリーグ(以下、「トップリーグ」)の戦いが8月30日から始まりました。関西の名門チーム「近鉄ライナーズ」は今季、どのような戦いを見せてくれるのでしょうか、ホームグラウンドのある「近鉄花園ラグビー場」を訪ねてその戦いぶりを探ってみました。

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■ラグビーの聖地・花園
  近鉄奈良線東花園駅で下車し、北に徒歩約10分、「スクラムロード花園」(2010年東大阪市の公募により名称決定)を抜けると、圧倒的な存在のスタジアムが現れます。
  「近鉄花園ラグビー場」です。1929年に日本で初めてラグビー専用スタジアムとして造られた歴史を持ち、日本ラグビーの伝統を作ってきたと言っても過言ではありません。
  高校ラグビー日本一を決める全国大会は1963年から、ここで開かれ、熱闘が繰り広げられてきました。ラガーメンの青春の汗と涙がこのグラウンドにしみ込んでいます。この大会は高校野球の〈甲子園〉のように、〈花園〉と呼ばれ、スタジアムは「ラグビーの聖地」として敬愛されています。
  その気持ちに応えようと、近鉄花園ラグビー場の管理をしている中村進支配人らは毎日、丁寧に芝の手入れをしているので、ここでゲームをする選手たちの感動もひとしおです。シーズン以外は貸し出しもしていて、「全国から集まるオールドラガーメンたちが目を輝かせて青春時代の夢を追う姿は花園ならではの光景です」と中村支配人は話します。

■近鉄ラグビー部の創部は昭和4年
   近鉄花園ラグビー場をホームグラウンドとして活躍している近鉄ラグビー部(平成7年から愛称を近鉄ライナーズに)は、スタジアムと同じく1929年(昭和4年)に創部されました。
   これまで、全国社会人大会で優勝8回、日本選手権で優勝3回の輝かしい歴史を持ちます。トップリーグ2年目の2004年に11位となり、トップウエストに降格しましたが、2007年にトップリーグに再昇格し、以降は上位に食い込む戦いを見せています。

■今季は優勝争いに
  近鉄ライナーズ広報担当の坪井章さんによると、今年のチームスローガンは「アグレッシブ リバイブ」。「リバイブ」は連続的に動き続け、倒れては生き返る、次のプレーに生き返ってチームの為に働くという意味です。「アグレッシブ」が加わる事により更に力強くリバイブし「その瞬間・その戦いに勝つ!」という意味が込められています。
  所属選手は47人。7月には元オーストラリア代表ラディキ・サモ選手が合流。ポジションはナンバー8で巨体ですがスピードが有り、固いデフェンス網も破って行くアタックが魅力で、得点力アップが期待できそうです。このほかにも、パス・キック・ランと頭脳を駆使し玄人好みのプレーをする重光 泰昌選手、日本人以上のサムライスピリットを持ち、屈強な体で激しいプレーを繰り広げるタウファ 統悦(とうえつ)選手(トンガ出身)の活躍が期待され、坪井さんは「目標である“日本一”に向かってチーム一丸邁進し、近鉄ライナーズが関西だけでなく日本のラグビー界を盛り上げていきたいです。」と意気込んでいます。
  ファースト(1st)ステージ(8月30日~10月27日)で、近鉄ライナーズのゲームが近鉄花園ラグビー場で行われるのは10月5日と19日。きっと怒濤の攻撃を見せてくれるでしょう。
  この近鉄ライナーズのゲームを会場でお安く見れるチケットの入手方法を坪井さんに教えてもらいました。サポーターズクラブ(年会費2,500円)に入ると、今季のトップリーグのライナーズの全試合(自由席当日1,500円)に無料招待されます。
  このほかに昨年は、名古屋への遠征時に、貸切の「ライナーズ応援列車」を編成したり、小中学校などを訪れてラグビー指導したりして子どもたちやファンとのふれあいを大切にしていて、グラウンドとはまったく違う優しい笑顔に魅了されます。
  ところで、ファンにとってはゲーム当日に営業するレストランの食事も見逃せません。選手やラグビーに由来した名前のついたラーメン、うどん、ハンバーガーなどのオリジナルメニューが人気です。特に真冬に「キムチョルウォンのキムチうどん」を食べると「体が一気にポカポカになり、寒さを吹き飛ばしてくれます。味もグッドです。」と、坪井さんの折り紙つきです。

■ラグビーボール形の花ラグ饅頭やカレーパン
  一方、ゲームのない日も近鉄花園ラグビー場周辺を歩くとラグビーや選手に関連したグルメを楽しむことができます。近鉄花園ラグビー場のすぐ南、東大阪市吉田6の6、和菓子店「絹屋」(月曜日定休、祝日は翌日などに振り替えあり)の「花ラグ饅頭」。グラウンドの芝生をイメージした青えんどうの餡(あん)と黒糖を使用した生地で包みラグビーボール形に焼き上げています。ラグビー関係者や地元の人たちが手みやげとして購入しています。
  普段着の選手に出会えるお店も多くあります。東花園駅の北側、徒歩5分にある吉田7の1、キッチン&カフェ「クィーンズ・コート」もその一つです。大食漢の選手たちの人気メニューは「カレーとハンバーグのコンビランチ」。選手が皿に大盛りに盛ったランチを平らげていく光景は見ていて気持ちのいいものです。
  このほか、選手に人気があるのは形がラグビーボールに似た「東大阪のカレーパン」です。東大阪市内にカレーで有名な食品会社があり、その一方で「ラグビーの街」として知られていることから、有志が2012年4月から毎月8日に食べるキャンペーンを繰り広げています。市内31店舗が参加しており、近鉄花園ラグビー場そばにある「チェリーストーン」(月曜日定休、祝日の場合は翌日)はスパイシーな「黒カレーパン」と子ども向けの「カレーフライ」の2種類があり、選手たちがよく出入りするお店です。さすが、「ラグビーの街・東大阪」、いや「モノづくりを大切にする街・東大阪」ですね。

【近鉄花園ラグビー場】
近鉄花園ラグビー場は、貸グラウンドとしてご利用頂くこともできます。ただし、芝生の養生期間、試合日等を除きます。詳しくは同ラグビー場(072・961・3668)
http://www.kintetsu.co.jp/leisure/hanazono/rental/index.html


【レストランメニュー】
メニューは以下のURLをクリックしてください。
http://www.kintetsu.co.jp/leisure/hanazono/restaurant/index.html


【近鉄ライナーズオフィシャルサイト】

http://www.kintetsu.co.jp/rugby/


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